質問をクリックしていただくと、回答が表示されます。

 CO2濃度の表示はどのように見られるのでしょうか?

スマホやタブレット、パソコンで見ることができます。
過去24時間の変動、CO2センサーのCO2濃度を見ることができます。

 CO2センサーが故障した時の対応はどうなっていますか?

CO2センサーはレンタルですので、故障がお店や施設の責に帰すものでない限り、交換します。
故障や不調など、問題のあるCO2センサーを特約店に返却してください。正常なCO2センサーをお店や施設に送付いたしますので、ご自身でお取り換えてください。
年間利用料は、利用できなかった期間を除いて請求をさせていただきます。

 お客様などもCO2濃度を見ることができますか?

スマホやタブレットなどでQRコードを撮影することで、お客様もCO2濃度を見ることができます。
QRコードは、A4ポスターや案内カードに表示されています。
お店や施設がCO2濃度をお客様に開示することで、地球温暖化防止に貢献し、利用者の感染症防止に十分な配慮を行っているお店や施設であることの姿勢をきちんと伝えることができます。

 自分のCO2センサーと数値が違うとの利用者からのクレームへの対応は?

資格取得者によるセンサー設置の場所決めを行っていること、±30PPMの誤差の小さいセンサーを用いていることをお話しください。利用者持参のCO2センサーは±100PPM、またはそれ以上の誤差があるものが大半と思われます。

 換気スイッチのON/OFFができない場合は、どうすればいいですか?

強弱しかない場合には、通常弱にして、CO2濃度が高くなったら強にしてください。
曜日や時間帯によってON/OFFをプログラムされている場合がありますが、通常のCO2濃度が1000PPMを大きく下回る場合には、プログラムのONの時間を短くすることで電気代節減につなげてください。

 キッチンの換気扇の影響は?

キッチンの換気扇は、匂いやガスの使用の問題があるので、使用時にはONにされているかと思います。
キッチンが店の中央にあって換気扇の風力が強い場合には、入口から入った外気がショートカットされて換気扇に吸い込まれるため、店の奥の空気がよどんで、客席のCO2濃度が下がらない場合があます。
キッチンが店の奥にあり、店の換気がキッチンの換気扇でのみ行われている場合は、C-Kanスペシャルには不向きです。

 換気フィルターの影響はありますか?

換気フィルターが詰まっていると十分に換気がされないので、CO2濃度1000PPMでの管理ができなくなります。
換気フィルターは、年に1回はチェック・清掃を行ってください。

 窓開けによる換気が必要なのは?

換気をONにしても1000PPMを超える場合には必要です。
室内が混んでいる場合や部屋を閉め切っている場合には、換気をしていてもCO2濃度が1000PPMを超えてしまう場合があります。
部屋の戸をすべて開けてもCO2濃度が下がらないときは、窓開けを行うことになりますが、エアコンから離れた位置の窓を(できれば両方向)少し開けるようにしましょう。1000PPMを大きく下回る(800PPM前後)ようになれば、窓を閉めます。

 客席でコンロを使用する場合は?

卓上コンロや客席にコンロが付いている場合は、呼気によるCO2濃度を正確に測定できないため、CO2濃度の管理はできません。

 個室がある場合は、どうしたらよいでしょうか?

個室が完全に閉め切られている場合には、個室独自に換気扇が必要です。
換気扇が無い場合は、空気清浄機で対応せざるを得ません。

 複数台必要なのはどんな場合でしょうか?

空間毎に換気扇がある場合やフロアが異なる場合は、空間毎やフロアごとに換気装置が必要です。

 CO2センサー1台でも有効な場合はありますか?

飲食店などで、お店が広く、座席からCO2センサーの設置場所がわからない場合には、CO2センサー1台でもC-Kanスペシャル導入の意味はあります。
年間電気使用料が100万円以上かどうか、エアコンの電気使用量の割合などが、電気代節減効果に影響するのでご留意ください。

 店内のCO2濃度は均一なのでしょうか?

均一ではありません。
外気が時折入るお店の入口近くのレジの所にCO2センサーを置いても、店内のCO2濃度の管理はできません。
お店の中でCO2濃度が高くなりがちなテーブル席のそばにCO2センサーを置く必要があります。
C-Kanスペシャルでは、CO2換気アドバイザーが適切な場所を選択して、CO2センサーを設置します。
コンセントが近くに無い場合にはコンセントの新設が必要な場合もあるため、そのための工事(費用は店の負担)を行うかどうかをお店側とよく相談してください。

 CO2換気アドバイザーの資格は?

一般社団法人日本環境保健機構のオンライン講座を受講し、テストを受けることで、資格を取得できます。1名につき29,800円(税込)です。
特約店は最低1名の資格取得者を必要とし、資格取得者がCO2センサーの設置場所を決めます。
資格取得者はHPに表示され、お店や施設が確認できるようになっています。

 電気代節減額とかかる費用の割合は?

年間120万円(月10万円)の電気代の場合、10%(12万円)から25%(30万円)の電気代節減が見込まれます。
CO2センサー1台につき、年間5万円(導入費5万円)がかかるので、年間電気代の5%を導入の目安にされてはいかがでしょうか。

 デモ機の利用料は?

初期費用が25,000円(税込)、年間利用料が5,000円(税込)となっています。
デモ機利用は必須ではありませんが、導入促進のため1台保有することをお勧めします。

 オフィスの場合は、どのようにすればよいでしょうか?

在席状況によって変わります。
CO2濃度によってON/OFFを調整することとなりますが、少なくとも勤務時間が終了し、退社する社員が多くなれば換気をプログラム上でOFFにします。

 博物館や美術館での利用方法は?

来場客が少ない場合には換気をOFFにしますが、混んでいて1000PPMを越えそうな場合には換気をONにしたうえで、入場制限が必要になります。
CO2濃度の管理が、前もっての予約受付が必要かどうかの判断にも役立ちます。

 春、秋にエアコンを止めることについて、どうしたらよいでしょうか?

春や秋にもエアコンを常時稼働させている施設が多いのが現状です。空調と換気が全く別の管理となっていることも多いです。
しかし、窓開けで適切な室温や湿度が保たれる場合には、エアコンを止めた方が電気代削減に役立ち、感染症の予防にも役立ちます。

 全熱交換器がある場合、運用はどうしたらよいでしょうか?

全熱交換器がある場合には、エアコンの出力を弱め、電気代節減につながりますが、より電気代節減を行うには、全熱交換器が無い場合と同様に、CO2濃度によって換気のON/OFFを行いましょう。