松戸市(4/25)、千代田区(5/12)の取材からわかったこと

  1. 換気扇のカタログ性能をもとに換気状況を判断できるわけではない。なぜなら経年劣化、整備不良などの影響大きく、測定してみないと判断できないのが現実。
  2. 給気口とメインの排気口の場所が適切でも、ショートカットの排気口があると、空気のよどみが発生する。
  3. CO2濃度測定器の適切な設置場所についてのテキスト化は、現状では事例が乏しく、難しい。いったん設置して後に設置場所の変更もありうる。
  4. CO2濃度測定器の助成を行っても、適切な場所に設置してくれるわけではない。店に設置場所を委ねると、レジ横の見やすいところに設置しがち。(松戸市)
  5. CO2濃度測定器を無償貸与しても、店がCO2濃度測定器の存在を積極的にPRするとは限らず、お客はCO2濃度測定器の数字が何なのかを理解せず、結果的にお客が増えることにつながらない。(千代田区)
    POPのテーブル上への設置は、お客に換気の必要性とCO2濃度の意味を理解してもらうために、大変重要であると推定される。
  6. 換気工事の必要なケースがビルの地下や2F以上の場合などに多くあり、換気工事のプロがC-Kanプロジェクトには必要。
  7. 換気工事の2/3助成、最大200万円が環境省の予算で実施中(東京都は9月までの申込)。
    消耗品(CO2濃度測定器を含む)は10万円まで(東京都は6月までの申込)。

参 考

[松戸市]

店舗・施設での換気のポイント

高齢者施設等対象 感染症アドバイザー制度 実施報告書

飲食店対象 感染症アドバイザー制度 実施報告書

[千代田区]

千代田区新しい日常店(換気OK新型コロナ対策店)